こんにちはー!
筋トレが趣味で建築士をしている2児のパパ「マナボン」です!
今回はZEH(ネットゼロエネルギーハウス)についてご紹介していきたいと思います。
目次
ZEHとは
ZEHとは高断熱でエネルギーを極力必要とせず、高性能設備によりエネルギーを高効率で利用でき、かつエネルギーを生み出すことが可能とすることを目覚ました住宅のことです
つまり年間に生み出すエネルギーと年間に使うエネルギーの収支がゼロ(±0)を目指した住宅のことです
仕組み
- 高断熱で夏は涼しく、冬は暖かい
- 必要な冷暖房エネルギーが減少
- 自然光を上手く活用
- 照明を利用する機会が減少
- 住宅としての必要エネルギーの減少
- 太陽パネルと蓄電システム、高効率給湯によるエネルギー創出
- 少ないエネルギーで生活に必要なエネルギーをまかなう
ZEH住宅の種類
同じZEH住宅でも4種類に分類されてます
それぞれ省エネルギーのグレードが違うものになります
寒冷地対応型:Nearly ZEH(ニアリー ゼッチ)
寒冷地では低日射や、多雪により太陽光発電がうまく機能しにくかったりします
そういった事情を考慮し、太陽光発電の設置が条件に含まれないなど完全なZEH要件を求められないのがNearly ZEHです
都市部の狭小地対応型:ZEH Oriented(ゼッチ オリエンテッド)
寒冷地と同じように、狭小地では屋根面積の問題や建物間隔の問題から太陽光発電が機能しにくかったりします
そこで、狭小地においても太陽光発電や蓄電池が求められないのがZEH Orientedです
高性能な省エネ&再エネ型:ZEH +(ゼッチ プラス)
通常のZEHに加え、電気自動車の活用など再エネ措置を求められるのがZEH+です
災害対応型:ZEH +R(ゼッチ プラス アール)
上記のZEH+に加え、停電時などにも太陽光発電からの電気を蓄え利用できる燃料電池などが求められるのがZEH+Rです
ZEHのメリット
- 高断熱であるため、光熱費が抑えられる
- 室内の寒暖差が少なくなるため、ヒートショックが起こりにくい
- 補助金申請が可能
ZEHのデメリット
- まだまだ住宅戸数がないため、自身で購入、建築する必要がある(賃貸住宅のZEH数はかなり少ない)
- 設備機器の費用がまだまだ高価なため、初期費用がかかる
- 設計、施工、販売できる人が限られる
ZEHの補助金制度
ZEHは現在国が普及を勧めていることからZEHを取得しようとしたり、住宅をZEHに改修する際、国から補助金が出ます。
ZEHを考えている方は是非とも補助金制度も活用してください。
2021年4月1日より少し制度の改正がありましたので、下記をご覧ください。
対象者
- 住宅を新築する方
- 新築住宅を購入する方
- 既存住宅を改修する方(自己所有のみ)
住宅の主な要件
- 所有者が自ら居住する住宅で、戸建て専用であること(マンション、店舗併用は対象外です)
- ZEHビルダーもしくはプランナーとして登録されている設計者や業者によって設計、施工、販売された住宅であること
補助額
- ZEH支援事業:60万円/戸(2021年4月から2025年度まで左記に加えてZEH+には105万円/戸の定額補助)
- ZEH+実証事業:105万円(2021年4月から担当省が変更になりました。あまり影響はありませんが、ZEH+は環境省、ZEHは経産省。)
- ZEH+R強化事業:115万円
上記の他にも補助金の要件はあるため、詳細はZEHの取り扱いを行っている建築士や住宅メーカーにお問い合わせください。
日経アーキテクチュアにZEHだけでだく住宅に関する補助政策などの一覧がありましたので、参照します。
まとめ
今回は話題のZEH(ネットゼロエネルギーハウス)についてご紹介しました
以上、参考になれば嬉しいです。
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ありがとうございました。