こんにちはー!
筋トレが趣味で建築士をしている2児のパパ「マナボン」です!
今回は子どもが何かに夢中になる時期を表す、敏感期についてご紹介していきたいと思います。
子どもの能力を最大限に伸ばす大切な時期ではありますが、勝手気ままに動く子どもに親である私たちは毎日へとへとですよね。
敏感期がいつくるのか、いつ終わるのか、どんな種類があるのか、一体何をしたいのか。
モンテッソーリ教育を知れば子育てがもっと楽しくなると思いますので、ぜひ最後まで見ていってください。
目次
敏感期とは?
子どもが何かに強く興味を持ち、同じことを繰り返す限定された時期のことを言います。
感受性がとても高まっている時期でもあります。
そしてその限定された時期による行動は体の動きだけでなく、五感を使ったいろんな行動に表れます。
7つの敏感期とその時期
敏感期は大きく7つに分けられます。大まかな時期と併せて一覧で見てみましょう。
画像はいつでも見れるようにダウンロードして使ってもらっても大丈夫です。
それぞれの敏感期がどんなものかもご紹介していきます。
運動の敏感期(6ヶ月ごろ〜4歳半ごろ)
走ったりする全身運動や指先を使う微細運動まで、自分の意思で思い通りに動けたことに喜びを感じる時期です。
この時期に生活に必要な運動能力を獲得すると共に、自分の身体そのもののコントロールが上手になります。
全身運動というと走ることだけが注目されやすいですが、実はそれ以外にも子どもにとっての全身運動はたくさんあります。
全身運動の例
- 投げる
- ぶら下がる
- 蹴る
- バランスを取る
- 引っ張る などなど
秩序の敏感期(6ヶ月ごろ〜4歳ごろ)
順番、場所、習慣、所有者などに特に強くこだわる時期です。通称イヤイヤ期(魔の2歳児)ですね笑
「いつもと同じ」に強くこだわり、「いつもと同じ」に特に安心感を感じる時期です。
また秩序を大切にしてあげることが将来の倫理的思考にもつながると考えられています。
感覚の敏感期(0歳〜6歳ごろ)
視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感を使いたい時期です。
また感覚の敏感期は2つの時期があります
- 0歳から3歳ごろまで:自分の五感を使ってさまざまなことを吸収する時期
- 3歳から6歳ごろまで:これまで吸収してきたものを分類・整理し始める時期
自転車で走っている道すがら、ほのかに香る花の香りで「花が咲いてるよ」と気づいたりするのにはめちゃくちゃ驚かされました。
小さいものへの敏感期(1歳ごろ〜3歳ごろ)
小さいものに興味がわいたり、小さいことによく気がつく時期です。
小さいものに焦点が合わせられ、しっかり見えた時に「できた」を感じる時期でもあります。
小さいものをよく見て観察力を育て、小さいものを触ることで指先を育てることができます。
言語の敏感期(胎内7ヶ月〜5歳半ごろ)
聞く・話す・読む・書くことが楽しくてしょうがない時期です。
胎内でお母さんの声を聞きながら、3歳になるまでに母国語の基本を習得する時期でもあります。
言語の敏感期とひとくくりにされていますが、それぞれの敏感期は時期が異なります。
- 聞く敏感期(胎内7ヶ月〜):とにかくいろんな言葉を聞いて吸収しています
- 話す敏感期(2歳ごろ〜):聞いて吸収してきた言葉を自分で発したいと練習しています
- 書く敏感期(3歳ごろ〜):運動の敏感期と重なり、目で見ながら書いてみたいと思っています。
- 読む敏感期(3歳半ごろ〜):いろんな文字をとにかく読みたいため、壁に文字を貼っておいたり、いろんな表現の絵本があるといいですね。
数の敏感期(3歳ごろ〜6歳ごろ)
数字を数えたくてしょうがない時期です。多い・少ないなど量にこだわる時期でもあります。
この時期に数にたくさん触れると楽しく数というものを吸収してくれます。
文化・礼儀への敏感期(4歳半ごろ〜)
日常のあいさつ、季節や年中行事などに興味を持つ時期です。
あいさつや礼儀などは大人がやっていることを見て、真似するため大人がルールやマナーを守り、良い見本となるように心がけましょう。
「文化」というのは動物・植物・地理・歴史・芸術・宇宙などの総称です。
異文化などにも興味を持ち、自分の世界を広げていくため、いろんな文化・世界について知れる本や経験をさせてあげましょう。
まとめ
今回はモンテッソーリ教育でよく耳にする「敏感期」についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
敏感期の時期はあくまで目安であり個人差があります。
子どもは唯一無二な存在ですので、周りと比べて焦る必要は全くありません。
以上、参考になれば嬉しいです!
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では、また!ありがとうございましたー!